BACKSTAGE技術部

群馬職業訓練短期大学校、ポリテクカレッジ群馬のデザイン科卒業生で行われる作品展
「BACKSTAGE」の技術的ブログです。
Adobe Illustrator、Photoshopを中心に手持ちのアプリケーション、デジモノの検証結果やTipsをお伝えしていきたいと思います。
リンクはご自由に。報告も不要です。
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Illustratorのアピアランスを使ってドーナツの付けチョコを作ってみよう。
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    JUGEMテーマ:Adobe CS5
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.58.53 月.png
    5回に渡って様々な種類のドーナツを作ってきましたが、
    今回はそのアレンジとして付けチョコを再現したいと思います。

    ドーナツの種類毎にチョコの陰影等考慮しなければいけないので
    現物合わせでアピアランスを追加していきます。
    このシリーズではフレンチクルーラーとオールドファッションがちょっと複雑なので
    その工程をご紹介したいと思います。

    まず、線のアピアランスのみで付けチョコを表現する方法として、
    付けチョコのパターンを作成するのが適切だと思いますので
    まずは

    最初はフレンチクルーラーから
    まずドーナツ本体に対して2倍を少し越える程度の高さの長方形を作成。
    スクリーンショット 2015-02-28 2月28日21.50.35 土.png
    分かりやすいように黒線、塗りなしです。

    次にその長方形を上下に2分割するくらいの位置に水平の直線を描きます。
    スクリーンショット 2015-02-28 2月28日21.51.01 土.png

    その水平の線に対して
    効果>パスの変形>ラフ
    スクリーンショット 2015-02-28 2月28日21.51.20 土.png
    サイズ:0.5% 詳細:10/inch ポイント:丸く
    でOK
    スクリーンショット 2015-02-28 2月28日21.51.38 土.png
    分割する線がゆがみました。

    オブジェクト>アピアランスを分割
    スクリーンショット 2015-02-28 2月28日21.51.55 土.png
    ゆがんだパスが出来上がります。

    長方形の図形をShiftキーを押しながら選択し
    スクリーンショット 2015-02-28 2月28日21.52.19 土.png

    パスファインダーで分割
    スクリーンショット 2015-02-28 2月28日21.52.39 土.png
    スクリーンショット 2015-02-28 2月28日21.52.52 土.png
    上下のパーツに分割されました。

    パターンに使えるように分割された部分の左右の高さを揃え、段差が出来ないようにします。
    ダイレクト選択ツールに切り替えて
    長方形とゆがんだ線が交差していた部分2箇所をドラッグで選択
    スクリーンショット 2015-02-28 2月28日21.53.04 土.png

    2つめはShiftを押しながら
    スクリーンショット 2015-02-28 2月28日21.53.21 土.png

    スクリーンショット 2015-02-28 2月28日21.53.34 土.png
    両端が選択されたら

    オブジェクト>パス>平均
    スクリーンショット 2015-02-28 2月28日21.54.00 土.png
    水平軸を選択してOK

    スクリーンショット 2015-02-28 2月28日21.54.34 土.png
    これで横に繰り返し並んでも段差が出来ません。

    分割された上の部分を選択して

    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日0.11.20 日.png
    線なし
    塗りを C60% M90% Y100% K35%
    に設定

    下の部分を線なし(塗りもなし)にします


    上下両方の部品を選択して
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日0.13.45 日.png
    スウォッチへ登録します。
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日0.13.54 日.png
    登録が終わったらパターンの元部品はいらないので削除します。


    ここからドーナツへ付けチョコを適用していきます。
    まずドーナツを選択
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日0.14.20 日.png

    アピアランスパネルで一番下の線(ドーナツ本体の外形を作っている線)を複製します。
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日0.14.40 日.png

    複製された線をアピアランスパネルで一番上に移動
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日0.15.16 日.png
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日0.15.34 日.png
    こんな状態。

    一番上に移動した線に対して先ほど登録したパターンを適用。
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日0.15.51 日.png
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日0.16.18 日.png

    オブジェクト>変形>移動(選択ツールダブルクリックでも同じ)
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日0.17.00 日.png
    オプションの「オブジェクトの変形」のチェックを外し、「パターンの変形」にチェックが入るようにします。
    ちょうど良い付け具合になるように垂直方向の数値を調節。(今回は-42mm)

    少しチョコに厚みをだすために線の太さを若干太くします。
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日0.20.17 日.png
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日0.20.50 日.png

    一番下に「スポンジ」を適用したいので、
    その線のアピアランスを展開して「変形」を選択
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日0.22.29 日.png

    効果>アーティスティック>スポンジ
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日0.23.25 日.png
    ブラシサイズ:10 鮮明度:0 滑らかさ:3
    でOK


    効果>アーティスティック>ラップ
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日0.24.39 日.png
    ハイライトの強さ:9 ディテール:10 滑らかさ:12
    でOK
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日0.25.15 日.png

    ここから本体の凹凸を加えます。
    まずチョコの線を複製します。
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日0.29.20 日.png

    複製した線を再設定
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日0.30.29 日.png
    線幅を10ptに変更
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日0.30.53 日.png

    アピアランスパネルの変形をクリック
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日6.37.58 日.png
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日6.38.14 日.png
    水平方向/垂直方向の拡大・縮小率を99%
    角度を-0.7°、コピーを100でOK
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日6.38.35 日.png
    (本体のシマシマと同じ流れになるように)

    透明の設定
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日6.43.40 日.png
    描画モード:乗算 不透明度は100%

    ぼかしをラップの下に追加するためアピアランスパネルパネルでラップを選択(「ラップ」の文字以外の部分)
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日6.44.10 日.png

    効果>スタイライズ>ぼかし
    スクリーンショット 2015-03-01 3月1日6.44.34 日.png
    半径:3mm
    でOK

    これで何となく本体の凹凸が表現出来たと思います。
    回転するとパターンの位置が変わることがあり、
    これ以上チョコの表現に線を重ねると、
    回転した後の位置調整に手間が掛かりすぎるのでせいぜい線2本までにしておきます。
    ということで完成。


    オールドファッションにの行程の前に
    ここで色の変更方法を。
    チョコの色が他のドーナツの本体に使われていなければ、
    編集>カラー>オブジェクトの再配色
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.40.45 月.png
    チョコに使われている色を違う色に設定してOKすると
    オブジェクトに適用され、スウォッチにも新しいパターンが追加されます。

    本体に使われていた場合。
    新たに塗り・線共に無しのオブジェクトを作成します。
    スクリーンショット 2015-03-16 3月16日9.59.07 月.png

    そのオブジェクトにパターンを適用
    スクリーンショット 2015-03-16 3月16日9.59.25 月.png

    そのオブジェクトだけが選択された状態で
    編集>カラー>オブジェクトの再配色
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.34.36 月.png
    好みの色に変更してOK

    スウォッチに自動的に追加されました。
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.36.05 月.png

    ドーナツを選択して
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.36.40 月.png

    アピアランスパネルでチョコの1つめの線を選択
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.36.49 月.png

    新しいパターンを適用
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.37.27 月.png

    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.37.48 月.png
    この時にパターンの位置がずれる事があります。
    パターンを変更した線だけでなく、選択されたオブジェクトに使ったパターン全てに影響があるようです。

    2つめの線にも新しいパターンを適用します。
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.38.01 月.png
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.38.40 月.png

    オブジェクト>変形>移動
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.39.40 月.png
    オプションの「オブジェクトの変形」のチェックを外し、「パターンの変形」にチェック。
    ちょうど良い付け具合になるように垂直方向の数値を調節。(今回は-35mm)

    もう1つの線も同様にします。
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.40.08 月.png
    これで色替え完了です。
    グローバルカラーを使ったやり方だと1書類で複数のドーナツで違うチョコ色にするときに
    ほぼ同じ行程を踏まないといけないのであえてグローバルからは使ってませんが、
    別で新規書類を作ってそちらにコピペ→グローバルカラー色変更後コピー→元の書類にペースト
    でグローバルカラーを結合しないようにすればこちらの方が楽かもしれないですね。


    続いてオールドファッションをチョコファッションにしてみます。
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.44.18 月.png
    パターンは既に用意してあるとして

    アピアランスパネルで一番上の線を複製
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.45.18 月.png
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.45.30 月.png

    その線の描画モードを「カラー」から「通常」へ変更
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.46.08 月.png
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.46.25 月.png

    その線にチョコのパターンを適用
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.46.34 月.png
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.46.51 月.png

    オブジェクト>変形>移動
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.47.17 月.png
    オブジェクトの変形のチェックを外してちょうど良い位置になるように調節

    チョコの厚みを表現するために
    線の幅を少し太くしておきます。
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.47.55 月.png

    効果>アーティスティック>スポンジ
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.49.04 月.png
    ブラシサイズ:10 鮮明度:0 滑らかさ:12でOK
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.49.33 月.png

    続いて
    効果>アーティスティック>ラップ
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.50.10 月.png
    ハイライトの強さ:2 ディテール:8 滑らかさ:12でOK
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.50.28 月.png

    アピアランスパネルでチョコの線を複製
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.50.52 月.png

    線幅を19ptに
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.51.14 月.png
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.51.34 月.png

    アピアランスパネルでその線の「ラップ」を選択して削除
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.52.42 月.png
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.52.58 月.png

    線の破線のチェックを外します。
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.53.48 月.png

    効果>スタイライズ>光彩 (内側)
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.54.56 月.png
    描画モード:乗算 不透明度:100% ぼかし:2.5mm
    カラーはCMY0% K100%

    効果>スタイライズ>ぼかし
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.55.26 月.png
    半径:2mmでOK

    不透明度を50%に
    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.56.19 月.png

    スクリーンショット 2015-03-23 3月23日23.56.44 月.png
    チョコファッション完成!


    参考記事
    Illustratorのアピアランスを駆使して美味しそうなドーナツを作ってみよう。その1
    Illustratorのアピアランスを駆使して美味しそうなドーナツを作ってみよう。その2(イーストドーナツ編)
    Illustratorのアピアランスを駆使して美味しそうなドーナツを作ってみよう。その3(フレンチクルーラー編)
    Illustratorのアピアランスを駆使して美味しそうなドーナツを作ってみよう。その4(ポンデリング編)
    Illustratorのアピアランスを駆使して美味しそうなドーナツを作ってみよう。その5(オールドファッション編)
    Illustratorのアピアランスを駆使してドーナツのトッピングを作ってみよう。
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