BACKSTAGE技術部

群馬職業訓練短期大学校、ポリテクカレッジ群馬のデザイン科卒業生で行われる作品展
「BACKSTAGE」の技術的ブログです。
Adobe Illustrator、Photoshopを中心に手持ちのアプリケーション、デジモノの検証結果やTipsをお伝えしていきたいと思います。
リンクはご自由に。報告も不要です。
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Illustratorのアピアランスを駆使して美味しそうなドーナツを作ってみよう。その1
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    JUGEMテーマ:Adobe CS5
    スクリーンショット 2015 02 10 2月10日2.47.56 火.jpg
    また今年もBACKSTAGEの作品展が7月に行われます。
    今年のテーマは「スイーツ(仮)」という事で正式決定ではないですが、
    ぼちぼちフライヤーのネタなど考えないといけない時期となりました。

    昨年は「いちご」でいちごを買って写真に撮りましたが、
    「スイーツ」となると買うにしてもそれなりに出費が嵩むわけでして(ほぼ決まりとは言え正式決定もしてないし)、
    どうにか素材を自作できないかなと色々検討した結果、
    ドーナツなんて色んな種類もあって楽しそうで良いかなーと思い、
    試行錯誤の結果上にある画像のようなドーナツを作ることが出来ました。

    意味も無く「ドーナツ本体は円の1パスのみ」とか自分で縛りを作ってしまい、
    結構ドツボにはまりましたが、
    アピアランス(効果)の正に効果的な使い方や力技の良い勉強になりました。
    ちなみにかなり負荷が掛かります。

    まず上の画像のアートワークですが、
    スクリーンショット 2015-02-10 2月10日2.47.58 火.png
    こんなです。

    カラースプレー部分とカリカリ風トッピング(粗めの粉砂糖)の部分以外は
    円のパス1本に色々なアピアランスを追加、パターンや破線を使って表現しています。

    いきなり全部の作り方となると延々と続きそうですので
    今回は通常の形のドーナツの作り方などをご紹介したいと思います。

    最初に
    効果>ドキュメントのラスタライズ効果設定

    で解像度を高解像度(もっと必要であれば「その他」でお好みの解像度を設定して下さい。)
    背景:透明
    オブションのアンチエイリアスにチェックを入れておきます。


    まず一番オーソドックスなドーナツ
    スクリーンショット 2015-02-12 2月12日2.07.05 木.png

    基本設定類は以下の通りです。
    スクリーンショット 2015-02-12 2月12日2.08.03 木.png
    円のパスのサイズは33mm×33mm
    線の色:C8% M24% Y43% K0%
    線の太さ47ptの実線

    アピアランスパネルでその「線」を選択して以下の効果を適用します。

    効果>パス>パスのアウトライン
    (ラフを使った時に線の外形に対してラフが適用されるように)

    効果>パスの変形>ラフ
    スクリーンショット 2015-02-12 2月12日2.08.37 木.png
    サイズ:0.5% 詳細:40/inch ポイント:ギザギザ
    これでドーナツの外形が少しギザギザします。

    効果>スタイライズ>光彩(内側)
    スクリーンショット 2015-02-12 2月12日2.08.48 木.png
    描画モード:乗算 不透明度:100% ぼかし:8mm
    光彩の色:C50% M70% Y90% K0%
    これでドーナツ本体に陰影を付けて立体感を出します。
    (後でパス全体に対してもう一度同様の効果を使うため若干薄めに)

    効果>テクスチャ>粒状
    スクリーンショット 2015-02-12 2月12日2.09.14 木.png
    密度:10
    コントラスト:50
    粒子の種類:スプリンクル
    粉砂糖っぽさを出します。

    ここからパス全体に対して効果を加えます。
    アピアランスパネルで「パス」部分か何もないところをクリックして
    パス全体に効果が適用されるようにします。

    効果>スタイライズ>光彩(内側)
    スクリーンショット 2015-02-12 2月12日2.09.26 木.png
    描画モード:乗算 不透明度:20% ぼかし:8mm
    光彩の色:C50% M70% Y90% K0%
    これで粉砂糖部分にも少し陰影をつけます。

    後は置いてあるように見せるように
    効果>スタイライズ>ドロップシャドウ
    スクリーンショット 2015-02-12 2月12日2.09.31 木.png
    描画モード:乗算 不透明度:50% X軸オフセット:0mm Y軸オフセット:2mm ぼかし:2mm
    カラー:K100%
    これは状況によって変更して下さい。

    以上で通常のドーナツ
    スクリーンショット 2015-02-12 2月12日2.07.05 木.png
    が完成。


    次はチョコでコーティングしてみます。
    スクリーンショット 2015-02-13 2月13日2.35.24 金.png
    チョコで全部覆うのでドーナツ本体は非表示にして線を上に追加します。(ドーナツ本体なくてもOK)

    設定です。
    スクリーンショット 2015-02-13 2月13日2.36.05 金.png
    円のパスのサイズは33mm×33mm
    線の色:C38% M86% Y84% K58%
    線の太さ47ptの実線

    アピアランスパネルでその「線」を選択して以下の効果を適用します。

    効果>パス>パスのアウトライン
    (ラフを使った時に線の外形に対してラフが適用されるように)

    効果>パスの変形>ラフ
    スクリーンショット 2015-02-13 2月13日2.36.28 金.png
    サイズ:0.5% 詳細:10/inch ポイント:丸く
    これでドーナツの外形が少しユラユラします。

    効果>スタイライズ>光彩(内側)

    描画モード:焼き込みカラー 不透明度:20% ぼかし:6mm
    光彩の色:C50% M50% Y50% K50%
    チョコにうっすら立体感を加えます。

    効果>アーティスティック>スポンジ
    スクリーンショット 2015-02-13 2月13日2.36.39 金.png
    ブラシサイズ:10 鮮明度:0 滑らかさ:15
    ツヤを付けるときの凹凸を加えます。

    効果>アーティスティック>ラップ
    スクリーンショット 2015-02-13 2月13日2.37.43 金.png
    ハイライトの強さ:5 ディテール:1 滑らかさ:15
    ツヤを付けます。

    通常のドーナツ同様ここからパス全体に対して効果を加えます。
    アピアランスパネルで「パス」部分か何もないところをクリックして
    パス全体に効果が適用されるようにします。

    効果>スタイライズ>光彩(内側)

    描画モード:焼き込みカラー 不透明度:60% ぼかし:6mm
    光彩の色:C30% M30% Y30% K30%
    ツヤ込みの全体にも立体感を加えます。

    後はドロップシャドウで影を付ければ完成。

    光彩の描画モードを「焼き込みカラー」色をCMYK同じ値にしたので
    チョコの色を変更してもそれなりに見えます。



    続いて糸状のチョコをかけてみましょう。
    スクリーンショット 2015-02-13 2月13日2.58.14 金.png

    設定です。
    スクリーンショット 2015-02-13 2月13日2.59.21 金.png
    円のパスのサイズは33mm×33mm

    ドーナツ本体から
    線の色:C0% M12% Y26% K0%
    線の太さ47ptの実線

    効果>パス>パスのアウトライン

    効果>パスの変形>ラフ
    サイズ:0.5% 詳細:10/inch ポイント:ギザギザ

    効果>スタイライズ>光彩(内側)
    描画モード:乗算 不透明度:50% ぼかし:8mm
    光彩の色:C50% M70% Y90% K0%

    ほとんど見えないのでこれくらいでOK


    線を追加してチョココーティング。
    線の色:C0% M8% Y23% K0%
    線の太さ41ptの実線

    効果>パス>パスのアウトライン

    効果>パスの変形>ラフ
    サイズ:0.5% 詳細:10/inch ポイント:丸く

    効果>アーティスティック>ラップ
    ハイライトの強さ:5 ディテール:1 滑らかさ:15

    効果>スタイライズ>光彩(内側)
    描画モード:焼き込みカラー 不透明度:20% ぼかし:6mm
    光彩の色:C50% M50% Y50% K50%

    ここまでは今までの応用ですので画像省きます。

    ここから糸状のチョコを加えます。
    線を追加して
    線の色:C8% M72% Y100% K49%
    線の太さ41ptの実線

    効果>スタイライズ>落書き
    スクリーンショット 2015-02-13 2月13日3.00.30 金.png
    アウトラインとの重なり:-0.64 変異:1.76
    線のオプション [線幅:1.3mm] [角の丸み:15% 変位:3%] [間隔:4.5mm 変位:1.06mm]

    効果>スタイライズ>光彩(内側)

    描画モード:焼き込みカラー 不透明度:50% ぼかし:0.5mm
    光彩の色:C50% M50% Y50% K50%

    効果>アーティスティック>ラップ
    スクリーンショット 2015-02-13 2月13日3.01.12 金.png
    ハイライトの強さ:13 ディテール:15 滑らかさ:5

    あとはパス全体に
    効果>スタイライズ>光彩(内側)
    描画モード:乗算 不透明度:60% ぼかし:8mm
    光彩の色:C50% M70% Y90% K0%

    とドロップシャドウを加えれば完成。



    参考記事
    Illustratorのアピアランスを駆使して美味しそうなドーナツを作ってみよう。その2(イーストドーナツ編)
    Illustratorのアピアランスを駆使して美味しそうなドーナツを作ってみよう。その3(フレンチクルーラー編)
    Illustratorのアピアランスを駆使して美味しそうなドーナツを作ってみよう。その4(ポンデリング編)
    Illustratorのアピアランスを駆使して美味しそうなドーナツを作ってみよう。その5(オールドファッション編)
    Illustratorのアピアランスを使ってドーナツの付けチョコを作ってみよう。
    Illustratorのアピアランスを駆使してドーナツのトッピングを作ってみよう。
    | タナカ | Illustrator | 03:38 | comments(0) | - | - |









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