2014.08.27 Wednesday
Macでキーボードから直接入力できる特殊文字をキーボードビューアで確認してみよう。
JUGEMテーマ:Macintosh

今回はMacでキーボードから直接入力できる特殊文字を
キーボードビューアを使って確認してみたいと思います。
まずキーボードビューアを表示してみます。
メニューバーの入力メニューから「キーボードビューアを表示」を選択します。

※画像はATOK仕様になっていますが「ことえり」や「U.S.」でも「キーボードビューアを表示」項目があります。
もし「キーボードビューアを表示」がない場合は
システム環境設定の「キーボード」のキーボードタブで

「メニューバーにキーボードビューアと文字ビューアを表示」にチェックを入れます。
画面上に現在使っているキーボードと同じ配列のメニューが表示されます。

※Apple USB JISキーボード M9034J/A(OSX10.9.4)

※MacBook MB404J/A(OSX10.6.8)commandキーとshiftキーを押した状態
押したキーの部分の色が濃くなります。
修飾キー(option、shift等)を押した時はそのキーを押しながら入力される文字に表示が切り替わります。

※shiftキーを押したのでフルキーの「1」が「!」に変わっています。
optionキーを押すとかなり特殊な文字が表示されます。

オレンジ色の部分はそれ単独では入力されず、
続けてその記号に対応するアルファベットを入力すると組み合わさった文字として入力されます。
但し、入力プログラムのキーボードショートカットとかちあわないようにするためか、
optionキーを使用する文字は日本語入力状態では直接入力できません。
「英字」入力や「U.S.」等直接確定入力できる入力ソースを選択します。

試しにテキストエディットでアキュート・アクセント付きのe「é」を入力してみます。
まずoptionキーを押しながら「e」キー

この時点では何も入力されません。
続いてoptionキーを離すと「e」「u」「i」「o」「a」等
アキュート・アクセント付で入力できる文字だけ表示が変わります。

続いて「e」キーを押すと「é」が入力されます。

optionキーとshiftキーを押すと「」や「»」なども直接入力できます。

キーボードビューアは単なる確認だけでなく、
マウスでクリックしても文字が入力できますので、
壊れたキーや、誤動作を防ぐためにキートップを外していたりするキーも緊急で使いたい場合に利用できます。
QuickTimeの画面収録機能(以前の記事)を使えば
修飾キー+クリックなどを明示したいときにスクリーンショットでも視覚で伝えることができます。