2014.05.03 Saturday
MacのFinderでファイルを一つおきに選択
JUGEMテーマ:Macintosh

今回はMacのFinderでファイルを一つおきに選択する方法をご紹介します。
例えばあるフォルダの中のファイルを全て選択して別のフォルダへドラッグしながらコピーしようとしたときに
誤って同じフォルダの中でドロップしてしまって、更に選択も解除してしまったとき、

1つおきにファイルを選択して誤って複製した物を削除なり移動なりしたいですね。
こんな時は検索窓に複製されたファイルの条件に見合った語句を入れてフィルタリングすれば
複製されたファイルだけ抽出できます。

※「2.jpg」で検索しても「DSCF0002.JPG」がはヒットしないので安心。
(この仕様の為、探したいファイルが見つからない事も多いのでこれはこれでどうかと思おうんですが)
デジカメでRAWとJPG同時撮影したときなども
同名で拡張子だけが違うファイルとなりますので
同様に拡張子でフィルタリングしたり
種類でソートすればまとめて選択しやすくなります。
ここからが本題です。
例えば連番ファイル名でファイル名の数字が偶数のものだけ選択したい場合。
上記の方法では一つおきに選択することができません。

一つ一つコマンドキーを押しながら選択するのも面倒な上、
選択途中で間違えて選択してしまい慌てて選択し直すと
ダブルクリックと判別されて開いてしまったりすることもあります。
こんな場合はまずファイルの表示方法を「アイコン」にします。
ツールバーにボタンがあればそれをクリック

ツールバーになければ表示メニューから「アイコン」

もしくはコマンド+1キー
アイコン表示になりました。

今回たまたまウインドウの幅がちょうど良かったので
左右に2つ並んだ状態で折り返してますのでそのままタテにドラッグして選択すれば
偶数のものだけ、もしくは奇数のものだけ選択出来てしまいますが、
ウインドウ外の左右にアイコンが隠れている場合も考えられます。
そんな状況も踏まえて次に並び順を「名前」にします。
ツールバーに並び順があればそこから「名前」を選択

なければ表示メニューから並び順序>名前を選択

これでウインドウの左右からはみ出さないように並びます。
あとはタテにドラッグして選択すれば一つおきにファイルを選択することが出来ます。

ウインドウの幅を変えれば2つおきや

3つおきの中2つなど

例えば最後のは
デジカメで2つのモードを切換ながらいくつも撮影したとき
モード1→モード2→モード1→モード2→モード1→モード2→…
といった順番で(毎回切換て)撮影したのではなく
モード1→モード2→モード2→モード1→モード1→モード2→…
という風にモード切換を折り返して撮影したときに
片方のモードの撮影分だけ選択するという事が出来ます。
こういう選択方法もあるというのを覚えておくと
他の条件(サイズや変更日など)で並び替えも出来ますので
応用できる場面もありそうですね。